1/2 Go South 南へ
なんか、南へ向かう(という概念、というフレーズ)が昔から好きなのです。トロピカルな、楽園的な。
でも今、何気なく調べたら、go southとは、英語では「悪い方向に進む」「悪化する」という意味があるらしい。へー。
「南」=「下」というイメージから下向きというニュアンスらしい。
go westは、「役に立たなくなる」「死ぬ」という意味。これは仏教でも極楽浄土は西にあるわけで日没のイメージからだろう。沖縄方言で西表をイリオモテと呼ぶのは西に“太陽が入る”からで、東=あがりと読むらしい。でもgo westは米国では1848年のゴールドラッシュからは一攫千金という意味が付随する。意味は変遷するわけだ。
go southに話を戻すと、米語では「消える、逃亡する」という意味もあるらしい。おそらく19世紀中頃の、追跡や責任を逃れるために南へメキシコやテキサスに消えるという概念から派生し、先住民族の信念(18世紀中頃の植民地時代の文献に記録あり)である死後に魂が南へ旅するという考えによって強化されたらしい。へー。
南にネガなイメージがある西欧的概念って、メルカトル図法の北半球極大化、赤道付近極小化からくる視覚的錯覚もあるし、地中海の南の巨大砂漠、アフリカ=暗黒大陸という未開イメージと相関関係があるし、オーストラリア発見前には南方大陸という仮説もあったし、それらが帝国主義植民地政策に繋がってるし、南北問題とも関係がある。
…なわけで、自分の脳内での独自に複合化したgo south“南へ”は、2026年自分のキーコンセプトとなって、目指す指針となっているわけです。
今いる場所じゃない、未知の領域が南に存在するイメージ。
南に向かうことは、不確かな冒険、此処とは異なる彼処。
paradise(楽園)かもしれないし、それはparadise lost(失楽園)かもしれない。
Go South 南へ向かってみようと想う。

2026/01/02 07:48
